『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』がエモ怖い

日常の中で気になることがあった時、スマホでポチポチっと検索すれば何かしらの答えは出てくる。こんな便利な時代だからこそ我々が失いかけている「探求心」、この欲求こそが人間を未知へと突き動かす原動力ということを思い出させてくれる作品、それが『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』だ。

覗いてはいけない、だから、覗きたい。この先輩は…女性? 男性? 中性? 魔性?? 好奇心という不治の病を患う転校生が出会ったのは、美しく、可愛らしく、格好よく、恐ろしい、謎の存在(ヒト)だった。カリギュラ効果的深淵ラブ・ストーリー。

 

 

【作品概要】

2021年8月9日から『となりのヤングジャンプ』にて連載を開始した『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』

作者はtomomi氏、もともとは趣味でTwitterやPixivで短編漫画を投稿していたが、編集者にメールで声をかけられたことをきっかけに漫画化デビューという令和っぽい経歴を持つ。本作の他に『八月九日 僕は君に喰われる』という異形系オカルトラブストーリーを『WEBコミックガンマプラス』にて連載中。

圧倒的な画力と、心の底からホラーを愛しているであろう作風から、俺の中では気になる絵師筆頭ではあったが、この『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』を読んだ結果、2022年 気になる漫画家筆頭およびマジで面白い漫画筆頭にランクアップしたことをここに発表いたします。fabulous。

ちなみに、漫画漬けの日々を送る俺は
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それではお待ちかね。『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』に関して独善的に語っていく。楽しく読んで、作品のことを好きになってくれると嬉しい。

 

 

好奇と恋のスクランブル

第一話の冒頭。主人公の”アラタ”が転校生であること・如何なる人物なのか が描かれている。この一連のシーンを見ただけでアラタが気になるものが放っておけない「私、気になります!」的な千反田体質だと5秒で理解できる。この適格な表現力とスピード感も素晴らしい。そして誰もいない教室、彼は今まで出会ったことのない”未知”に出会う。

それが ”速水ミハヤ”。さぁヒロインの登場だ。初手から脱衣姿というエロゲー的登場をかましているワケだが、この作品は安易なハーレム宜しく ときめき はメモリアルしてこない。むしろ ざわめき をメモリーしてくる。この速水ミハヤという未知の存在こそがこの物語の根幹を担っており、これからアラタの日常を崩壊させることになる。

と、ここまで書いていて再三”未知”という単語を使っていることに、わざとらしさ を感じている人もいるかもしれないので言い訳をさせて欲しいが、俺は決して未読者を煽るために「未」と「知」を繋げて言葉を綴っているワケではない。最新話まで読んだ俺にとっても速水ミハヤという存在は謎なんだ。むしろ読んでいくことで謎が深まっている印象すらある。だから正直に”未知”と表現している。そして、これこそがこの作品のである。

というわけで、いきなり出会った謎の存在・速水ミハヤに対してアラタは好奇心を抱くことになるのだが、ここからラブコメは 始 ま ら な い。いや、正確に言うとラブは最初から最後まで確かに存在しているのだが、このアラタが感じている感情が何なのかすら未知なんだ。俺がいったい何を言っているのかよく分からなくなってきた頃かと思うがこれはこのブログでの通常運転であるし、それこそが未知という感情であると敢えて言おう(自分の語彙力の無さは棚上げ)。ただ、この作品を読んでいる同士はきっと共感してくれるハズだ。「この気持ちは、果たして正しい感情なのだろうか…?」と雑然とした疑問が常に頭の中を駆け巡りながら、主人公アラタと一緒に緩やかに日常が犯されていく。緩やかに、速水ミハヤに夢中になっていく。それがこの漫画なんだ。

 

 

怪しく奇しい魔性ヒロイン​

というワケでイントロは終了、確信に触れていこう。ネタバレというよりも全部1話で(明らかでないことが)明らかになるので、これに触れなくては『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』は語れない(というか公式キャッチコピーでも触れられている)。上の画像を見て貰えば分かる通り、速水ミハヤはとんでもなく可愛い。綺麗。美しい。見ただけで分かるよな。俺も一瞬で眼がハートになったよ。だけど、女性であるとは名言されていないんだ

女性であるとは名言されていない。でも、男性であるとも明言されていないし、もちろん両性であるとも限らない。そしてどうやら学校の七不思議の一つとして「速水先輩について知ってはいけない」という扱いさえ受けている。時には女生徒として、特には男生徒として学校で日常を過ごしているその様子(と、周囲の反応)にアラタの病的な好奇心が反応したということなんだ。まぁ、アラタに限った話でなく、こんな奇特な存在が同じ学校に存在したら誰しもが興味を持つと思うが…。俺はビジュアルだけで好きだが

 

 

あざといくらい不可解

この作品の非常にgoodな点は、正体不明の先輩への恋路 で終わらないところだ

本作未読の状態でこの記事をここまで読んでくれた人はきっとこの作品のジャンルを、昨今流行っている「病み系恋愛モノ」だと錯覚していたと思うぷぷ、完全に俺のミスリードにハマってますな。違うんだ。男か女かわからない先輩に翻弄されて掌で転がされるだけ(それも最高だなぁ…)のストーリーだったとしたら俺はここで取り上げない。これは深淵・ラブストーリーなんだ

常に日常の隣に佇んでいる”非日常”。正体不明なそれらが話の本筋にスパイスを投入してくれる。むしろ予告無くすごい勢いで投入されるので、その回は脳が痺れる(下北沢のマジックスパイスでいうと極楽/涅槃レベル)。

この怪異の取り入れられ方が非常~に上手いんだ。例えるなら『ARIA』(『AQUA』)のケットシー登場回というか…放課後誰もいないはずの教室に入ったらいきなり領域展開されてたというか…、日常から知らない場所に一歩迷い込んだら異世界なんだということを思い出させてくれる。透明感のあるジュブナイルホラーである

 

≪無料試し読み≫

まんが王国

ちなみに、全部読むほどじゃないって人の為に『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』を無料試し読みできるサイトを紹介しておこう。

俺がよく利用しているのはまんが王国だ。

漫画を読むときに試し読みをすることは大事だと俺は思っていて。自分に合っているかを手っ取り早く確認するには、まず読むことだ。何よりもまず行動っていうし、ここで『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』の世界を覗いてみては如何だろうか。利用できるものは何でも利用すべきというのが俺のポリシーだ。俺も結構ずっと使ってるから安全面は問題ないハズ。

 

 

【まとめ】

というわけで、『つれないほど青くてあざといくらいに赤い』の紹介記事でした。

いや、これは本当に面白いよ。2022年も漫画をたくさん読んでいる俺だけど、これは久しぶりにビビッときたね。最近はホラー系作品が市民権を得てきているし、この流れも後押ししてアニメ化して騒がれることになるのも近いと見た。今後、どういう展開になっていくのか全くの未知だが、それすらもこの作品の主題に沿った魅力であるといえる。

そういえば最近ホラー映画レビューをしていないけど、このブログでお勧めしたい記事が溜まってきているので近いうちに更新しようと思います(忘れないぞ!)。

ではまた。

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