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厳正なる審査の結果、21世紀最高のweb漫画は『カルカラレルカ』に決定しました

毎日数多の漫画を読んでいるけど、web漫画で本作を超える作品は生まれないという結論に至りましたのでここに勝手に宣言致します。

あらすじ

カルカラレルカ
SR-H ORIGIN(第1部)
未開惑星の開拓調査機関「ゴフェル」所属ハンターの兄妹が現地未確認生物のハンティングを行いながら失った記憶と惑星の秘密に迫る。

カルカラレルカ
SR-H PROSPERITY(第2部)
人類文明の最先端に位置する超惑星”アーク”。 開拓が始まり一世紀以上が経過した今もなお、”その星”には未知の技術、未知の生物、そして未知の能力が眠る。 地球出身のハグルは、未知の惑星での立身出世を夢見て、”アーク”にある「能力開発機関」への入学を志す。Wikipediaより引用

漫画アプリ『GANMA!』にて連載中の『カルカラレルカ』。少し前に『漫画好きがガチで選ぶ『GANMA!』作品【おすすめ5選/Web漫画】』の記事でも紹介したけど、この作品の第2部が堂々完結。そして、完結を記念して第1部・第2部ともに無料公開しているというから未読の人は絶対に見て欲しい。なお、この記事は面白い作品をもっと多くの人に見て貰いたいという、当然のことながら自己満ノンタイアップ記事なので安心して読んで頂きたい(仕事欲しい)

ちなみに、漫画漬けの日々を送る俺は
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それではお待ちかね。下記にて『カルカラレルカ』に関して独善的に語っていく。楽しく読んで、作品のことを好きになってくれると嬉しい。

 

 

SR-H ORIGIN(第1部)

伝説はここから始まった。2013年12月12日より連載を開始した本作。「狩るか?狩られるか⁉」を文字ったタイトル通り、未開拓惑星であるアークで、ダブル主人公のリクとスイが生物を狩っていくSFアクション……というのが大まかなストーリーだけど、サスペンスあり、禁断の恋愛要素ありと基本的には何でもアリ

 

 

怒涛のハイテンション

これでもかというほどナイステンポ&超ハイテンションで描かれるSFストーリー。佳境での級数と殴りつけてくるような言葉のチョイスが本当に気持ち良いんだよ。と言っても、声を張り上げないような場面で無理やり盛り上げようとしてくるワケではなく、読者が心の中で叫びたくなるような台詞をピンポイントで大きくしてくれるから◎。金八先生が生徒に説教するときも黒板に殴り書きするじゃん、心に響く時は手書きが一番。グダグダ言ってんじゃねぇ

以前の記事でも触れたけどさ、俺はやっぱりweb漫画で大切なのはテンポの良さだと思うんだよね。『ワンパンマン』ヒットの理由も起承転結の分かりやすさが一因かと。あと画力。”怪人ドカーン登場人類ボカーン敗北ヒーロー葛藤ワンパン勝利”の流れが読んでて気持ち良い。『カルカラレルカ』は全くこの通りってワケではないんだけど、全体的にみると伏線の張り方、拾い方、そして戦闘の店舗がまさに売れるソレ

クラウドファンディングで第1部の書籍化プロジェクトを募集した結果、300万の目標金額に対して626万円の支援が集まったというのも納得の数字と言える。ちなみに、第2部完結を記念して同様に書籍化プロジェクトの募集が現在行われているが、10日以上残して目標金額250万に対し1,260万円以上集めるという快挙をハイテンションで成し遂げおった。うむ……金を送りたくなる気持ち、すごく分かる……。冗談抜きでマジで面白いもんな

 

 

登場人物がマジ熱い

熱い。これは第1部の中でも俺が大好きなシーンなんだけど、とにかく、熱い。簡単に説明すると、化物並に強くなっていく兄貴の横にいたくて頑張って強くなる普通の女の子が、困難を目の前にして改めて自分の気持ちを叫ぶ瞬間熱い。途中、「嘘偽りない本物の意志を、自分の言葉で」ってリクが叫んでるけどさ、コレも熱いんだよな。ここまで自分の意志で強い言葉を吐ける、強靭な芯を持っているリクが最後あんなことになるなんて……と複雑な感情がフラッシュバックしがち。こうやっていつまでも感慨に浸れるこの漫画、本当に熱い

というか、ストーリーが相当緻密に編み込まれてるのかもしれない。最初は単純に兄妹の冒険劇だと思っていたのに、今考えると最初から作者である銅目貫(あかがき めぬき)さんの手の上で踊らされていたような気さえもしてくる。今だけ第2部完結記念で11月15日まで全話無料公開してるから絶対に読んだ方が良い

カルカラレルカ
SR-H ORIGIN

※GANMA! の完結作品は通常、プレミアム会員以外読めない。

 

 

SR-H Prosperity(第2部)

まだまだいきます。次は第2部の話。衝撃の第1部ラストを経て、一週間後に普通に始まった時は稲妻が全身を駆け抜けた。天翔龍閃を避けたと思ったら2撃目が飛んできた感じ。2017年1月1日から始まった伝説の続きは、現在本編を終了し、番外編(もはや本編以上に本編)を連載中。

 

 

至高の続編

第1部の100年後ということで、第1部に出てきたキーマン達の子孫(…?)が「狩るか?狩られるか⁉」の群像劇を展開していく最高にアガるストーリー。特に主役3人組は「マジかよそういう繋がり方ある⁉」と叫ばずにはいられない秀逸設定。こればっかりは継続して読んでいる人間しか味わえない歓びだから是非味わって欲しい。

この記事では完全にカルカラ布教を目的としているので、なるべくネタバレは極力しないようにしているんだけどさ、核心には触れない程度にその魅力を紹介させてくれ。

まず第1部に引き続き登場キャラたちのカッコ良さが狂気じみてる。というかテンションが狂気。上の画像は筋肉サイコキネシスイケメンことソラン vs 戦うツンデレことハクビという、作中でも屈指の名バトル(だと俺が勝手に思ってる)なんだけどね。「無意味な演技、ご苦労様」の時の煽り顔が堪らないよな。しかもその後にブチ切れて「う゛ばばばぁ」しちゃう笑顔イケメンとのギャップよ。人間マジで沸点越えるとこんな顔になる気がするし、狂気の中にもリアルを感じられる人間味が本作の一番の魅力だと俺は思っている。

どれだけ狂っていてもキャラに魅力を感じるっていうのはすごいことだと思うんだ。それは常軌を逸していても憧れられるくらい芯が通っているってことだから。作中に登場するディライブ(先住民とそれに由来する者の名称)たちは”種の繁栄”だったり”創作の意欲”だったり自らの本能にこれでもかと忠実。例え人類を犠牲にしたとしても、魂が欲する本能を第一に優先するという芯が一本通っているから、どんだけ悪役でも魅力的なんだと思う。ヒース・ロジャー演じるジョーカーみたいなもんよ

もちろん、魅力という点では主人公陣もヤバい

 

 

困難に負けない正義

第2部の主人公であるハグルの魅力はこんな記事では語り切れない。不幸を吸い寄せてしまうという少年漫画あるあるの主人公設定ながら、それでも世界を憎まずに困難から逃げない姿に感極まるというかこんなに強い女性に育ったことにDNAの強さを感じる

第1部~第2部の粋を煮詰めて凝縮して継承したような主人公像は、週刊少年ジャンプ編集部も参考にして頂きたいくらいの超絶正義。しかも可愛い、正義。一見すると無茶苦茶な展開が魅力の作品だけど、話の軸である主人公が誰よりも清く正しいからこそ成り立ったのではないかとすら思える。ハグル以外にゼンロク・アンビィなど滅茶苦茶にカッコ良い漢たちもいるけど、全員紹介してたらネタバレオンパレードになるので気になる人は直接読んで欲しい。絶対に損しないことをここに誓う

カルカラレルカ
SR-H ProsProsperity

※完結作品は有料会員じゃないと読めないので、試し読みできるのはおそらく11月15日まで…?? 徹夜して読んで欲しい。まぁ、プレミアム会員になれば良いだけだけど

 

 

SR-H CATASTROPHE(第3部)

既に「全ての謎が明かされる」と告知されている第3部も制作が決定している。第1部を上回る衝撃のラストだった故、続きがどう描かれるのか・謎は全て解決されるのか? という点が気になるところだが、銅目貫先生の執筆速度を考えると既にプロットは完成しているハズ。俺には不安はなく、期待しかない

GANMA!(ガンマ)

GANMA!(ガンマ)
開発元:COMICSMART INC.
無料
posted withアプリーチ
 
 

まとめ

以上、21世紀で一番面白いと思ったweb漫画のなるべくネタバレしない記事でした。冗談抜きでweb漫画界隈における『ワンピース』だと俺は思ってるし、『鬼滅の刃』に胃もたれした心身をデトックスさせるためにも一気読みを推奨します。ハンバーガー食べた後でもフィッシュバーガー食べたくなるじゃん。それ

漫画好きがガチで選ぶ『GANMA!』作品【おすすめ5選/Web漫画】

今やWebで殆どの漫画作品が読める現代。ジャンプ・マガジン・サンデーと大手に限らず、質の良い漫画が世の中に溢れてる。特に漫画アプリ『GANMA!』には、数多の漫画を読んできた俺でも心の底から「お、面白い…」と嘆息する作品が溢れてる。

【選定の基準】

もう何年も『GANMA!』を愛読している俺。面白い!って思った作品は結構あって、全部取り上げてたら相当長めの記事になって、要領を得ない感じになりそうだった。だから今回は”現在連載中”であること、そして”Web漫画っぽさ”を軸にして5作品を選定。かなり独善的なセレクトだが、この5作品は本当に間違いない。

 

 

人形峠

あらすじ

城南高校2年C組は毎年恒例の行事である農村体験のため、幸神村へ3泊4日でホームステイする事になった。青井賢登、伊万里舞、藤崎みなも、深沢皐、石上春也ら3班は兼業農家の支倉家に泊まる。支倉家には蔵があるが、「あそこへは行っちゃダメ」と行かないように言われる。その夜、地震が発生し、幸神村へ繋がる人形峠トンネルが崩落する。Wikipediaより引用

まずは『人形峠』。GANMA!読者であれば絶対に通っている本作は、2016年にアニメが放送された『迷い家』系の作品と思ってくれて良い。ただ、結構な長寿連載(連載開始は2015年)になっていることもあり、ストーリーは『迷い家』よりも入り組んでいる。この複雑さがミステリーファンを取り込んで同アプリ内でも不動の人気を誇っている

 

クラスメート群像(惨殺)劇

あらすじの通り、学校行事の一環としての農村体験設定なので(もはや忘れてたが)クラスメート全員が登場人物&被害者。5~6人毎に班に分かれており、それが6班まであるので30人強の登場人物が次々に狂っていくホラーミステリー

一応、主人公はいるんだけどね。もう2年くらい出てきてない気がする。だがまぁ、この数だ、仕方ない。逆に言えば主人公(及びメインヒロイン)が不在でも陰ることなく面白さを維持してることになる。それだけ魅力的なキャラが多いってことだろう。実際多い(まだ出てきてない可能性もある)。

※ちなみにアプリ内のムービングコミック企画の際は、大天使・花澤香菜さんが全読者にとっての聖母(高校生)に声を当てている。神采配、GJ

 

ひいな様が誘う狂気

※ホラー要因はすべて人形。わからん、俺は人形恐怖症(特に日本人形)だから、物語に人形が登場する度に中々な恐怖を覚えるんだけど。ミステリーファンにとっては本作はホラーじゃないのかもしれない。

と言うのも、”ひいな様に関わった人間が狂う”理由まで、ある程度本作では仮説が立てられているからだ。なんでも、「素材が水に塗れることで幻覚作用をもつ物質を噴出させている」とか。でもそれだけでは証明できないことも物語には溢れまくっていて、幻覚を出す人形&狂った人間、では説明できない謎が本作の一番の魅力になっている(そもそもタイムスリップは科学的に説明できない…)

とにかく、ここまで大風呂敷を広げることが出来るのも、Webならではだと俺は思うんだ。最近は1クールで終わるアニメが多くて悲しいし、紙媒体は人気が出ないとすぐ打ち切りになっちゃうしね…。だから、この一大ミステリー漫画を応援したいという気持ちで選出。面白いよ

『人形峠』
GANMA!

 

 

外れたみんなの頭のネジ

あらすじ

女子中学生・七尾ミサキは自分の住んでいる街の人々が少しずつ狂っていることに気付き、それと同時に謎の悪魔・べへりんが見えるようになる。「自分に周りが狂っていることを信じさせれば助けてやる」というべべりんの言葉を信じ恐怖体験を話すミサキだが、徐々に増す人々の狂気、戦慄の事件や巨大な陰謀に巻き込まれていく。Wikipediaより引用

二作目に選んだのは『外れたみんなの頭のネジ』。たまに広告とか露出してることもあったから、それで見た人もいると思う。一見これもサスペンスホラーっぽいストーリーだが、その実態は超サイコ作品。毎週毎週ネジがぶっ飛んだ登場人物が出てきて、読者をぶっ飛ばす。狂人ひとりひとりにフォーカスを当てれば適当なレベルのホラー映画できるんじゃ? という位のキチガイっぷりは、規制の緩いWeb漫画ならでは。

 

全員が狂った世界

勘違いしてはいけない点が一つ。”狂人が出て来る”というのはこの作品を非常に良く言い得ていて、登場人物全員が須らく狂ってるのが特徴。狂っていない人の方がレアなのでは…?

そもそも、なぜ全員が狂ってしまったのかって所が物語の核心部分になるんだけど。6月13日に起きた「613」という架空の出来事から日本中が狂いだしたということが明らかになる。この「613」が一体何なのかってことが、連載から5年の月日を経て漸く明かされようとしている。つまり未読の人は核心まで一気に観れるってこと、羨ましい(本作において、ド正直に秘密が明かされる訳ないが)。

 

奇人変人狂人の百鬼夜行

以上、Googleの画像検索で「外ネジ」検索するだけで出てきた数多の紳士淑女の一例でした(こんなのまだ序の口)。

初見の人は彼らを見たら「ホラーじゃん!」 ってなると思う。うん、まぁ限りなくホラーに近い作風ではあるんだが、これはサイコ漫画なんだよ。確かに極めてオカルトチックな狂人もいるけど、狂っている登場人物たちが観測している世界は全て狂ったものなので、それが人外なのかなんて分かることは無いんだよ。それとも、これらがホラーに見えてる方が狂っている可能性もある。

『外れたみんなの頭のネジ』
GANMA!

 

 

デッド・オア・ストライク

あらすじ

私立 頂(いただき)高校。野球エリート養成高校であり、ここではすべてが野球の実力で測られる!そんな学校に野球初心者が入学してきた!?人智を越える魔球(まきゅう)・魔振(ましん)が織り成す、生死を懸けたガチンコ野球×バトル漫画!GANMA!より引用

野球版『テニスの王子様』と呼ばれているが、そんな言葉すら生温い。野球という概念を大きく変えてきた『デッド・オア・ストライク』。よく考えたらタイトルもちょっと普通じゃないもんな! 今キーボード叩いてて気づいたわ。そう、これはA5ランクの野球ギャグバトルマンガだ

 

野球する気ゼロ

いや、作中のキャラは超本気で野球してる(らしい)よ。このようにトンデモ・ベースボールをしながら超ハイテンションで進む展開は読み始めたら最後、驚異的な中毒性と爽快な読後感をもたらしてくれる。それはまるでパンチの如き…連打!(試合中のテンション)。

突っ込みが追いつくことは決して無い。コレコレ、この勢いこそが大事なんだよ。むしろ勢いさえあれば面白い。「怖いものなど何もない」っていうある種の無法地帯だったWeb漫画黎明期、作者の熱意とテンションだけで好き放題やってた漫画こそが正義だった。『モブサイコ』だってぶっ飛んでたしな。とにかく、これは本当に面白い野球ギャグバトルマンガだ(2回目)。

『デッド・オア・ストライク』
GANMA!

 

 

多数欠

あらすじ

第一部

突如「皇帝」によって始まった多数欠により世界中の人々が死んでしまう。生き残った人々は毎日午前0時に多数欠をとり多数派だった人々が死ぬこと、特権と権利という能力を手に入れることができることが伝えられる。その中で実篤らは皇帝を倒すことを決意する。

第二部 -FINAL KEQ-

多数欠終了から1ヶ月。治安維持のためにごぼうらは皇帝のふりをし続けていた。そんななか皇帝の入れ替わりに気がついた少年、王野頼音は現皇帝一味に単独潜入,仲間となる。しかし謎の「女王」という存在が現皇帝を倒すと宣戦布告,彼らは特権利を使って再び戦うこととなる。

第三部 -judgement assizes-

ある日高校生の津川虎徹は、突然の暗闇の後、飛ばされた法廷という場所で、皇帝と名乗る謎の人物によって「多数欠」に参加させられる。穢土と名乗る青年に助けられて現実世界に無事帰還した虎徹は、幼なじみの奏斗と共に、多数欠を止めるため皇帝を倒すことを決意する。Wikipediaより引用

残り2作は俺の本当にオススメ。まず『多数欠』。これは今第三部を連載中なんだけどね。とりあえず第三部までやってる事だけで面白いということは分かってもらえると思う。それこそ最初は人類の半数がいきなり死亡したりと、終末生き残りゲームモノとしての様相を呈していたが、「特権」と「権利」という2つの異能を用いたバトルが最高にハマった。登場キャラも滅茶苦茶に多い(たぶん100人くらいいるんじゃ…?)けど、3部まで続いてればしょうがない。

 

チートキャラしか存在しない

とにかく異能が強力過ぎる。他の漫画に出てきたら、かなりバランス崩れちゃうんじゃないの? という強力無比な能力はこの漫画ならでは。登場人物の能力が総じてチートだからこそ、結局は頭脳バトルに発展していくんだけどね。この流れが見事。

特に「特権」は概念系の能力が多いく、その能力の発動に置いて宇宙の法則は機能しない。俺的好きな特権ランキング一位は「拒否権」かな、だって”断るだけで”ほぼ全ての攻撃を防げるからね。うん、「そんなんアリかよ」のオンパレード

そしてバトルだけに終始してないのも良い。というか友情・恋愛・戦闘のバランスが非常に秀逸。伏線の量と、それの回収もファンを増やしている要因だし、ちょい役として出てきたキャラが物語後半に意味を持ち始めるところとか、漫画ファンは全員好きなんじゃないかな。

Web漫画の中でも確実に上位にランクインしてる名作

『多数欠』
GANMA!

 

 

カルカラレルカ

あらすじ

カルカラレルカ SR-H ORIGIN(第1部)

未開惑星の開拓調査機関「ゴフェル」所属ハンターの兄妹が現地未確認生物のハンティングを行いながら失った記憶と惑星の秘密に迫る。

カルカラレルカ SR-H PROSPERITY(第2部)

人類文明の最先端に位置する超惑星”アーク”。 開拓が始まり一世紀以上が経過した今もなお、”その星”には未知の技術、未知の生物、そして未知の能力が眠る。 地球出身のハグルは、未知の惑星での立身出世を夢見て、”アーク”にある「能力開発機関」への入学を志す。Wikipediaより引用

ラストは「カルカラレルカ」。 まず初めに言いたい。まだ読んでない人は絶対に見た方が良い! Web漫画史上、これを超える作品は無いってくらい超面白い。というか、俺は今まで読んできた漫画の中でもかなり上位にランクインするんじゃないかとすら思ってる

 

キャラがとにかくアツい
「狩るか?狩られるか?」の世界

この文字の級数が気持ちいい。まず第一部の時点で相当な熱量だった(作者さん絶対書いてて楽しかったと思う)。異星に移住した人類が星を開拓しながら先住民と争う、と言えばかなりハリウッド臭がするが、まったくそんなことはない。こんな物語は日本人にしか想像できない。この世に溢れる物語を凝縮したような怒涛のストーリーは、星の数ほどの物語が日々生産され続ける漫画大国・日本だからこそ。

第一部の時点では画力がまだ粗削りな感じだったんだけどね。流石『GANMA!』を代表する超絶人気・長期連載作品。第二部になった今ではどの雑誌でも看板はれるくらいの実力を手に入れた。

 

これぞWeb漫画!な
抜群のテンポが◎

これは俺の勝手なイメージかもしれないんだけどね、月刊連載や週刊連載よりもポンポン読まれるWeb漫画において“テンポの良さ”はかなり重要。スマホでサクサク読めるからか、つまらないとすぐブラウザの戻るボタン押されちゃうしね。この記事で紹介した他作品もテンポ感は非常に良いけど、本作は別格

戻るボタン押す暇がないほどの急展開に次ぐ急展開。急旋回して急降下したと思ったら急浮上する起承転結の嵐だ。これには飽き性なデジタルネイティブ世代も、のめり込んでストーリーに没入間違いなし。マジで面白いよ。

『カルカラレルカ』
GANMA!

 

GANMA!(ガンマ)

GANMA!(ガンマ)
開発元:COMICSMART INC.
無料
posted withアプリーチ

【まとめ】

以上、漫画好きがガチで選ぶ『GANMA!』作品【おすすめ5選/Web漫画】でした。

今は完結した作品は有料会員しか見れないんだけどね。正直、『多数欠』と『カルカラレルカ』を見れるだけで元は取れると断言する。それくらい面白い。

日本漫画の未来は明るい。