漫画好きがガチで選ぶ『GANMA!』作品【おすすめ5選/Web漫画】

今やWebで殆どの漫画作品が読める現代。ジャンプ・マガジン・サンデーと大手に限らず、質の良い漫画が世の中に溢れてる。特に漫画アプリ『GANMA!』には、数多の漫画を読んできた俺でも心の底から「お、面白い…」と嘆息する作品が溢れてる。

【選定の基準】

もう何年も『GANMA!』を愛読している俺。面白い!って思った作品は結構あって、全部取り上げてたら相当長めの記事になって、要領を得ない感じになりそうだった。だから今回は”現在連載中”であること、そして”Web漫画っぽさ”を軸にして5作品を選定。かなり独善的なセレクトだが、この5作品は本当に間違いない。

 

 

人形峠

あらすじ

城南高校2年C組は毎年恒例の行事である農村体験のため、幸神村へ3泊4日でホームステイする事になった。青井賢登、伊万里舞、藤崎みなも、深沢皐、石上春也ら3班は兼業農家の支倉家に泊まる。支倉家には蔵があるが、「あそこへは行っちゃダメ」と行かないように言われる。その夜、地震が発生し、幸神村へ繋がる人形峠トンネルが崩落する。Wikipediaより引用

まずは『人形峠』。GANMA!読者であれば絶対に通っている本作は、2016年にアニメが放送された『迷い家』系の作品と思ってくれて良い。ただ、結構な長寿連載(連載開始は2015年)になっていることもあり、ストーリーは『迷い家』よりも入り組んでいる。この複雑さがミステリーファンを取り込んで同アプリ内でも不動の人気を誇っている

 

クラスメート群像(惨殺)劇

あらすじの通り、学校行事の一環としての農村体験設定なので(もはや忘れてたが)クラスメート全員が登場人物&被害者。5~6人毎に班に分かれており、それが6班まであるので30人強の登場人物が次々に狂っていくホラーミステリー

一応、主人公はいるんだけどね。もう2年くらい出てきてない気がする。だがまぁ、この数だ、仕方ない。逆に言えば主人公(及びメインヒロイン)が不在でも陰ることなく面白さを維持してることになる。それだけ魅力的なキャラが多いってことだろう。実際多い(まだ出てきてない可能性もある)。

※ちなみにアプリ内のムービングコミック企画の際は、大天使・花澤香菜さんが全読者にとっての聖母(高校生)に声を当てている。神采配、GJ

 

ひいな様が誘う狂気

※ホラー要因はすべて人形。わからん、俺は人形恐怖症(特に日本人形)だから、物語に人形が登場する度に中々な恐怖を覚えるんだけど。ミステリーファンにとっては本作はホラーじゃないのかもしれない。

と言うのも、”ひいな様に関わった人間が狂う”理由まで、ある程度本作では仮説が立てられているからだ。なんでも、「素材が水に塗れることで幻覚作用をもつ物質を噴出させている」とか。でもそれだけでは証明できないことも物語には溢れまくっていて、幻覚を出す人形&狂った人間、では説明できない謎が本作の一番の魅力になっている(そもそもタイムスリップは科学的に説明できない…)

とにかく、ここまで大風呂敷を広げることが出来るのも、Webならではだと俺は思うんだ。最近は1クールで終わるアニメが多くて悲しいし、紙媒体は人気が出ないとすぐ打ち切りになっちゃうしね…。だから、この一大ミステリー漫画を応援したいという気持ちで選出。面白いよ

『人形峠』
GANMA!

 

 

外れたみんなの頭のネジ

あらすじ

女子中学生・七尾ミサキは自分の住んでいる街の人々が少しずつ狂っていることに気付き、それと同時に謎の悪魔・べへりんが見えるようになる。「自分に周りが狂っていることを信じさせれば助けてやる」というべべりんの言葉を信じ恐怖体験を話すミサキだが、徐々に増す人々の狂気、戦慄の事件や巨大な陰謀に巻き込まれていく。Wikipediaより引用

二作目に選んだのは『外れたみんなの頭のネジ』。たまに広告とか露出してることもあったから、それで見た人もいると思う。一見これもサスペンスホラーっぽいストーリーだが、その実態は超サイコ作品。毎週毎週ネジがぶっ飛んだ登場人物が出てきて、読者をぶっ飛ばす。狂人ひとりひとりにフォーカスを当てれば適当なレベルのホラー映画できるんじゃ? という位のキチガイっぷりは、規制の緩いWeb漫画ならでは。

 

全員が狂った世界

勘違いしてはいけない点が一つ。”狂人が出て来る”というのはこの作品を非常に良く言い得ていて、登場人物全員が須らく狂ってるのが特徴。狂っていない人の方がレアなのでは…?

そもそも、なぜ全員が狂ってしまったのかって所が物語の核心部分になるんだけど。6月13日に起きた「613」という架空の出来事から日本中が狂いだしたということが明らかになる。この「613」が一体何なのかってことが、連載から5年の月日を経て漸く明かされようとしている。つまり未読の人は核心まで一気に観れるってこと、羨ましい(本作において、ド正直に秘密が明かされる訳ないが)。

 

奇人変人狂人の百鬼夜行

以上、Googleの画像検索で「外ネジ」検索するだけで出てきた数多の紳士淑女の一例でした(こんなのまだ序の口)。

初見の人は彼らを見たら「ホラーじゃん!」 ってなると思う。うん、まぁ限りなくホラーに近い作風ではあるんだが、これはサイコ漫画なんだよ。確かに極めてオカルトチックな狂人もいるけど、狂っている登場人物たちが観測している世界は全て狂ったものなので、それが人外なのかなんて分かることは無いんだよ。それとも、これらがホラーに見えてる方が狂っている可能性もある。

『外れたみんなの頭のネジ』
GANMA!

 

 

デッド・オア・ストライク

あらすじ

私立 頂(いただき)高校。野球エリート養成高校であり、ここではすべてが野球の実力で測られる!そんな学校に野球初心者が入学してきた!?人智を越える魔球(まきゅう)・魔振(ましん)が織り成す、生死を懸けたガチンコ野球×バトル漫画!GANMA!より引用

野球版『テニスの王子様』と呼ばれているが、そんな言葉すら生温い。野球という概念を大きく変えてきた『デッド・オア・ストライク』。よく考えたらタイトルもちょっと普通じゃないもんな! 今キーボード叩いてて気づいたわ。そう、これはA5ランクの野球ギャグバトルマンガだ

 

野球する気ゼロ

いや、作中のキャラは超本気で野球してる(らしい)よ。このようにトンデモ・ベースボールをしながら超ハイテンションで進む展開は読み始めたら最後、驚異的な中毒性と爽快な読後感をもたらしてくれる。それはまるでパンチの如き…連打!(試合中のテンション)。

突っ込みが追いつくことは決して無い。コレコレ、この勢いこそが大事なんだよ。むしろ勢いさえあれば面白い。「怖いものなど何もない」っていうある種の無法地帯だったWeb漫画黎明期、作者の熱意とテンションだけで好き放題やってた漫画こそが正義だった。『モブサイコ』だってぶっ飛んでたしな。とにかく、これは本当に面白い野球ギャグバトルマンガだ(2回目)。

『デッド・オア・ストライク』
GANMA!

 

 

多数欠

あらすじ

第一部

突如「皇帝」によって始まった多数欠により世界中の人々が死んでしまう。生き残った人々は毎日午前0時に多数欠をとり多数派だった人々が死ぬこと、特権と権利という能力を手に入れることができることが伝えられる。その中で実篤らは皇帝を倒すことを決意する。

第二部 -FINAL KEQ-

多数欠終了から1ヶ月。治安維持のためにごぼうらは皇帝のふりをし続けていた。そんななか皇帝の入れ替わりに気がついた少年、王野頼音は現皇帝一味に単独潜入,仲間となる。しかし謎の「女王」という存在が現皇帝を倒すと宣戦布告,彼らは特権利を使って再び戦うこととなる。

第三部 -judgement assizes-

ある日高校生の津川虎徹は、突然の暗闇の後、飛ばされた法廷という場所で、皇帝と名乗る謎の人物によって「多数欠」に参加させられる。穢土と名乗る青年に助けられて現実世界に無事帰還した虎徹は、幼なじみの奏斗と共に、多数欠を止めるため皇帝を倒すことを決意する。Wikipediaより引用

残り2作は俺の本当にオススメ。まず『多数欠』。これは今第三部を連載中なんだけどね。とりあえず第三部までやってる事だけで面白いということは分かってもらえると思う。それこそ最初は人類の半数がいきなり死亡したりと、終末生き残りゲームモノとしての様相を呈していたが、「特権」と「権利」という2つの異能を用いたバトルが最高にハマった。登場キャラも滅茶苦茶に多い(たぶん100人くらいいるんじゃ…?)けど、3部まで続いてればしょうがない。

 

チートキャラしか存在しない

とにかく異能が強力過ぎる。他の漫画に出てきたら、かなりバランス崩れちゃうんじゃないの? という強力無比な能力はこの漫画ならでは。登場人物の能力が総じてチートだからこそ、結局は頭脳バトルに発展していくんだけどね。この流れが見事。

特に「特権」は概念系の能力が多いく、その能力の発動に置いて宇宙の法則は機能しない。俺的好きな特権ランキング一位は「拒否権」かな、だって”断るだけで”ほぼ全ての攻撃を防げるからね。うん、「そんなんアリかよ」のオンパレード

そしてバトルだけに終始してないのも良い。というか友情・恋愛・戦闘のバランスが非常に秀逸。伏線の量と、それの回収もファンを増やしている要因だし、ちょい役として出てきたキャラが物語後半に意味を持ち始めるところとか、漫画ファンは全員好きなんじゃないかな。

Web漫画の中でも確実に上位にランクインしてる名作

『多数欠』
GANMA!

 

 

カルカラレルカ

あらすじ

カルカラレルカ SR-H ORIGIN(第1部)

未開惑星の開拓調査機関「ゴフェル」所属ハンターの兄妹が現地未確認生物のハンティングを行いながら失った記憶と惑星の秘密に迫る。

カルカラレルカ SR-H PROSPERITY(第2部)

人類文明の最先端に位置する超惑星”アーク”。 開拓が始まり一世紀以上が経過した今もなお、”その星”には未知の技術、未知の生物、そして未知の能力が眠る。 地球出身のハグルは、未知の惑星での立身出世を夢見て、”アーク”にある「能力開発機関」への入学を志す。Wikipediaより引用

ラストは「カルカラレルカ」。 まず初めに言いたい。まだ読んでない人は絶対に見た方が良い! Web漫画史上、これを超える作品は無いってくらい超面白い。というか、俺は今まで読んできた漫画の中でもかなり上位にランクインするんじゃないかとすら思ってる

 

キャラがとにかくアツい
「狩るか?狩られるか?」の世界

この文字の級数が気持ちいい。まず第一部の時点で相当な熱量だった(作者さん絶対書いてて楽しかったと思う)。異星に移住した人類が星を開拓しながら先住民と争う、と言えばかなりハリウッド臭がするが、まったくそんなことはない。こんな物語は日本人にしか想像できない。この世に溢れる物語を凝縮したような怒涛のストーリーは、星の数ほどの物語が日々生産され続ける漫画大国・日本だからこそ。

第一部の時点では画力がまだ粗削りな感じだったんだけどね。流石『GANMA!』を代表する超絶人気・長期連載作品。第二部になった今ではどの雑誌でも看板はれるくらいの実力を手に入れた。

 

これぞWeb漫画!な
抜群のテンポが◎

これは俺の勝手なイメージかもしれないんだけどね、月刊連載や週刊連載よりもポンポン読まれるWeb漫画において“テンポの良さ”はかなり重要。スマホでサクサク読めるからか、つまらないとすぐブラウザの戻るボタン押されちゃうしね。この記事で紹介した他作品もテンポ感は非常に良いけど、本作は別格

戻るボタン押す暇がないほどの急展開に次ぐ急展開。急旋回して急降下したと思ったら急浮上する起承転結の嵐だ。これには飽き性なデジタルネイティブ世代も、のめり込んでストーリーに没入間違いなし。マジで面白いよ。

『カルカラレルカ』
GANMA!

 

GANMA!(ガンマ)

GANMA!(ガンマ)
開発元:COMICSMART INC.
無料
posted withアプリーチ

【まとめ】

以上、漫画好きがガチで選ぶ『GANMA!』作品【おすすめ5選/Web漫画】でした。

今は完結した作品は有料会員しか見れないんだけどね。正直、『多数欠』と『カルカラレルカ』を見れるだけで元は取れると断言する。それくらい面白い。

日本漫画の未来は明るい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です