MARVEL大好きな俺ちゃんが『デッドプール』について語るだけの記事

『ジャンプ+』で短期集中連載を終えた『デッドプール』。今回の記事ではこの漫画に関して解説……と思ったが。たまには違う視点で、そもそもデッドプールってなんぞやということをマーベル映画大好きな俺が語ろうと思う。

MARVELから少年ジャンプ+に殴り込み!?アメコミヒーローの中でも特にハチャメチャな無責任ヒーロー「デッドプール」がついに連載化!!!!アベンジャーズを引き連れて、ジャンプキャラまで巻き込んだなんでもありのスーパーコラボマンガ! [JC全2巻発売中]ジャンプ+より引用

『デッドプール』(少年ジャンプ+)

 

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それではお待ちかね。下記にて『デッドプール』に関して独善的に語っていく。楽しく読んで、作品のことを好きになってくれると嬉しい。

 

 

『デッドプール』とは

『ジャンプ+』連載していた『デッドプール』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース ※マーベルの実写映画シリーズ)を全部視聴してて『アベンジャーズ』大好きな人にとっては非常にアツい漫画だった。何がそんなにアツいのか。これを説明するには不遇なヒーロー『デッドプール』と『アベンジャーズ』の関係について述べておく必要がある。

そもそもデッドプールは一大ムーヴメントを巻き起こしているMCU作品には出てきていない。まずここが重要だ彼が実写において初登場したのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。超人的身体能力に加えて日本刀を超振動させるといった厨二感満載のミュータントとして猛威を振るった(この作品では原作のMARVELコミック設定はかなり無視されていた)そして満を持して単独主演を飾った2016年公開の映画『デッドプール』。こちらはかなり原作に忠実なキャラクター設定で、コミックファン涎垂の内容と言えるだろう。この実写映画によって原作ファンのみならず映画ファンも取り込んだということだ(なんと某ヒーロー人気投票で1位)。

ここまで読むだけだと、「いや映画に出てんじゃん!」と思うだろうが。違うんだ、彼の世界線は『アイアンマン』から始まって現在『ロキ』まで続いている所謂正当なMCU作品には一切絡んできていない

というのも、アメコミの権利ってのは複雑だからなんだな。そう、”大人の事情”ってやつだ。分かりやすく端的に説明すると作中のキャラクターの版権と、そのキャラクターを映像化する版権が別ということ。だから『スパイダーマン』もMCUの実写映画と別の世界戦の実写映画が存在する。そして最も重要なのが『X-MEN』シリーズの映像化もまたディズニー/マーベルスタジオとは違う別の組織だということだ。

ディズニー/マーベルスタジオ
『アイアンマン』 『インクレディブル・ハルク』 『マイティ・ソー』 『キャプテン・アメリカ』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 『アントマン』 『ドクター・ストレンジ』 『ブラックパンサー』 『キャプテン・マーベル』 『ロキ』 『ブラック・ウィドウ』など
いわゆる『アベンジャーズ』加入ヒーロー

元20世紀FOX
『X-MEN』 『ファンタスティック・フォー』 『デッドプール』
要はX-MEN系のヒーロー

ソニー・ピクチャーズ
『スパイダーマン』 『ヴェノム』 『モービウス』
基本的にスパイダーマン or そのヴィランたち

上記にまとめた通り、『デッドプール』の映像化権を持っていたのは元20世紀FOX(現:20世紀スタジオ)という会社なんだ。単純に今までは権利を持っていなかったために、『アベンジャーズ』作品に登場できなかったということです。不憫

ちなみに、人気投票で1位と前述したが、ここだけ切り取ると非常に人気がありMARVELを代表するヒーローと思えるかもしれない。だが勘違いしてはいけない。彼は『キャプテン・アメリカ』のように真っ直ぐなヒーローではないという点だ。ここからはデッドプール本人に関して、より詳しく書いていく。

 

 

能力がヒーローっぽくない

■再生能力
※ウルヴァリンのヒーリングファクターを移植して会得

■殺人能力
※暗殺者を経ての傭兵なので躊躇なく殺す

■第4の壁を超える能力
※漫画の壁を越えて読者(視聴者)に語りかけるメタ能力

以上、簡単なデッドプールの能力説明。更に簡潔に彼の特徴を述べれば「ひとつの最強を体現した存在」だ。特に再生能力に関しては、ウルヴァリン由来だからそんなに強くないと思われガチだが、MCU視聴者なら言わずもがなの最大最強のヴィラン:サノスによって不死の呪いもかけられているので、首チョンパされてもミンチになっても復活できるというUQホルダー顔負けの存在となっている。

更に言えば、彼の性格も手放しで正義っぽくないところがある。上で記載している通り、「第4の壁を超える能力」によってメタ的な次元にも干渉できる点は達観しすぎているし、少年少女が憧れる”物語の中の圧倒的強者”というにはほど遠い、ひょうきんな語り口調は完全に悪役のそれ

つまり、間違いなくヒーローではあるんだけど、その性格・能力から素直にヒーローと呼ばれて良い存在ではないということだ。いや、ただ、まぁ、この性格だからこそ愛されるんだけどな!

 

 

愛のために地獄を見た人間

デッドプール - 作品 - Yahoo!映画

ここで彼の過去についてもエクストリームに書いておこう。

幼少期に劣悪な環境で育ち暗殺者になったが、恋人と婚約をした瞬間に末期の癌が発覚。治療の為に参加した実験によってウルヴァリンの細胞を移植し、癌細胞が突然変異して暴走。全身が侵される皮膚がグズグズになる。復讐心から実験を行った奴らを根絶やしにするも何やかんやで不死になって生き地獄

まぁ、こんな感じ(原作アメコミの設定ざっくり解説でした)。ヤクザもびっくりのドス黒い経験をした彼の人生は、もちろんR指定。そう、彼が映像化され辛かった理由の一端は子供が観て手放しに喜べる映像ではないということだ。まったくもって不遇、そりゃ性格も歪むわ

ただ、彼が愛のために選択をした人間ということを俺は評価したいね。キャプテン・アメリカも愛する人(と、大多数の国民)のために自らを犠牲にして冬眠したし、ワンダだってビジョンの為に現実を改変した。ヒーローは自分のためじゃなく、人の為に生きた時に一番力を発揮するもんなんだよ(俺論)。この考え方で言えば、デッドプールは間違いなくヒーローということになる。R指定だけど彼のヒーローとしての成り立ちをしっかり見て欲しい。彼が人気の理由が理解できるはずだ。

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まとめ

ここまで『デッドプール』が不遇な理由というのを列挙してきたワケだけれども、最後に一筋の救いを書いておこうと思う。

説明した通り、彼の映像化権利というのは元:20世紀FOX社が有していたんだけども、2019年にウォルト・ディズニー社が買収を完了した。これで何が変わるのかと言うと、お察しの通り『デッドプール』『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』の映像化権利をディズニーが保有したということになる(だからこそこの漫画が成立したわけだが)。

アメリカ本国では「ネズミがキツネを公式に殺した」と揶揄されるこの世紀の大事件は、今後の映画界の進行方向を決定づけたと俺は思っている。『ディズニー作品』『ピクサー作品』『スターウォーズ作品』『マーベル作品』『ナショナルジオグラフィック作品』と映画界の金字塔をゴッソリと所有していた上に、兼ねてから惜しまれていた”散開していたマーベルヒーロー達”の映像化権利を手中に収める王手とも言えるこの行動は、映画というジャンルにおいてこの先50年はディズニー1強の時代が続く事を示している。

近い未来、デップーだけではなくX-MENの名だたるミュータントたちがアベンジャーズ入りするなんてこともあり得るのかもしれない。非常に胸アツ

マーベル作品はこういうことも含めて観ると更に面白いよねって話でした。ではまた。

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